ヨーロッパサッカー：21歳以下のトップ選手21人

ヨーロッパのフットボールシーズンが再開し、若く有望な選手たちが数多く台頭してきています。

ここで、現在ヨーロッパで活躍している21歳以下のトップ選手21人をピックアップしてみました。ヨーロッパで既に有名になっている選手もいれば、まだあまり知られていない選手もいます。

デレ・アリ (21歳、 トッテナム・ホットスパー)

デレ・アリは、MKドンズから来たスパーの申し子的存在です。去年ミッドフィールドポジションから18ゴールを決めた彼は、これから先何年もイングランドサッカーにとって重要な選手になっていくでしょう。起伏の激しい性格ですが、ピッチでは常にベストを尽くす選手です。

マルコ・アセンシオ (21歳、レアル・マドリード)

アセンシオは、ジネディーヌ・ジダン監督がハメス・ロドリゲスの代わりとして期待している選手で、すばらしい才能を発揮しています。若きミッドフィルダーは昨シーズン大活躍し、UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦でも得点を決めてチームの優勝に貢献しました。

ユリアン・ブラント (21歳、バイエル・レバークーゼン)

ブラントは、最近注目されているドイツの若手選手の1人です。爆発的な攻撃力を誇る一方で、守備に不安が見えます。バイエルン・ミュンヘンに入らず、バイエル・レバークーゼンの1部チームのレギュラーになったことは、彼自身にとって良い展開となりました。

ダニ・セバージョス (21歳、レアル・マドリード)

ダニ・セバージョスが今年レアル・マドリードで活躍できれば、来年の夏のＷカップでスペイン代表としてプレーしているでしょう。彼がシャビ、アンドレス・イニエスタ、ダビド・シルバとコンビを組んで、潜在能力を出し切ったら、脅威の存在になるでしょう。

キングスレイ・コマン (21歳、バイエルン・ミュンヘン)

キングスレイ・コマンは、若干21歳にして、フランスで2つ、イタリアで１つ、ドイツで2つと、既に5回タイトルを獲得しています！彼がこのまま存在能力を発揮し活躍を続けたら、史上屈指の名選手になることも可能でしょう。

ムサ・デンベレ (21歳、セルティック)

ムサ・デンベレは、フラムで躍進を遂げた後、去年の夏、セルティックにフリーエージェントにて移籍しました。昨シーズンは、ブレンダン・ロジャーズ監督下の負け知らずのチームの全試合に出場し、計32得点を上げ、彼の価値は4000万ポンドにまで上がっています。彼はヨーロッパのチームが最も欲しがっている選手の1人です。

ウスマン・デンベレ (20歳、ボルシア・ドルトムント)

ムサ・デンベレとのつながりはありませんが、ここ数週間、バルセロナがウスマン・デンベレを獲得に向けて大きく動いています。バルセロナの強いアプローチによる移籍騒動はドルトムントを脅かし続けています。デンベレは2シーズンに8つのゴールを挙げ、18のアシストを決めており、もしスペインでリオネル・メッシとの連携プレーが実現したら大きな進化を遂げそうです。

カスパー・ドルベリ (19歳、アヤックス)

このデンマーク出身の若者は、ヨーロッパの名門アカデミーで頭角を現し、アムステルダムで1部チームのレギュラーの座を獲得しました。昨シーズンはアヤックスで29試合に出場し16ゴールを挙げました。将来間違いなく、大きなクラブに活躍の場を移すでしょう。

ジャンルイジ・ドンナルンマ (18歳、ACミラン)

16歳にしてミランの1部チームデビューを果たしたドンナルンマは、確実に伝説のゴールキーパー、ジャンルイジ・ブッフォンの後を継ぐでしょう。セーブ力にも両足の動きにも長け、既にクラブの主要選手となっています。

ガブリエル・ジェズス (20歳、マンチェスター・シティ)

ガブリエル・ジェズスは、ブラジル代表として国際舞台で活躍し、昨シーズンは怪我で欠場するまでプレミアリーグに旋風を巻き起こしました。ペップ・グアルディオラ監督の下での活躍を運命づけられているように、既にセルヒオ・アグエロを抑えてのポジションを獲得しています。

トマ・レマル (21歳、モナコ)

レマルは、リーグ・アン（1部リーグ）でモナコのスター選手の1人で、この夏アーセナルが彼の獲得に動いています。彼は複数のポジションでプレーすることができ、長い距離からの見事なゴールも決めています。

チアゴ・マイア (20歳、リール)

極めて有望なブラジリアンミッドフィルダーの1人であるチアゴ・マイアにとって、リールはまさに成功へ踏み台的存在でしょう。フランスでマルセロ・ビエルサ監督の下で多くを学び、その後UEFAチャンピオンズリーグでプレーすることになるでしょう。

アントニー・マルシャル (21歳、マンチェスター・ユナイテッド)

マルシャルは、いきなりデビュー戦でリバプール相手に得点という形でプレミアリーグに登場しましたが、現在は、潜在能力を発揮できない危機にあります。オールド・トラッフォードで2シーズンに15ゴールを挙げたのみで、ジョゼ・モウリーニョ監督下であまり多くの機会に恵まれていません。

キリアン・ムバッペ・(18歳、モナコ)

代表チーム歴はまだ18か月ですが、ムバッペは移籍金額の世界記録を破るかもしれません。彼は昨年ゴール前での得点能力が高く、レアル・マドリードが注目しています。今シーズンの動きに注目しましょう。

クリスチャン・プリシッチ (18歳、ボルシア・ドルトムント)

プリシッチは、アメリカの史上最高のサッカー選手の1人となりそうです。攻撃ポジションで万能性を発揮し、ドルトムントではチームメイトたちを巧みにアシストしています。アメリカではゴールスコアラーとして活躍した彼は、この両方を組み合わせれば、止めようのないプレーヤーになりそうです。

マーカス・ラッシュフォード (19歳、マンチェスター・ユナイテッド)

ラッシュフォードの偶然の出現は、マンチェスター・ユナイテッドのルイ・ファン・ハール監督在職中の数少ないプラス材料でした。彼はユナイテッドと代表チーム両方のデビュー戦で得点しました。しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督体制に変わり、さらに、ズラタン・イブラヒモヴィッチとロメル・ルカクの加入により、彼の得意とするポジションでのプレーの機会が少なくなっています。

レナト・サンチェス (19歳、バイエルン・ミュンヘン)

サンチェスは、2016年のUEFA欧州選手権で優勝したポルトガル代表チームのスターの1人でした。しかしその大会後にバイエルンに移ってからは停滞しています。彼は精力的で、攻撃にも守備にも優れており、レンタル移籍がおこなわれるでしょう。

レロイ・サネ (21歳、マンチェスター・シティ)

レロイ・サネがマンチェスターに落ち着くには少し時間がかかりましたが、昨シーズンの後半では才能を見せつけました。優れた両足にスピードもあり、ゴールを巧みに狙います。

ユーリ・ティーレマンス (20歳、モナコ)

モナコはこの夏数人の若手選手を放出しましたが、ユーリ・ティーレマンスを獲得しました。若いベルギー人選手は、16歳でアンデルレヒトでのプレーを始め、以来順調に前進しています。

ユリアン・ヴァイグル (21歳、ボルシア・ドルトムント)

ヴァイグルは若手ナンバーワンのミッドフィルダーの1人です。彼はミッドフィールドの深いポジションでボールをコントロールして保ち、彼の周りの他の選手にゴールの機会を与えます。成功のためには、どのチームにも彼のような選手が必要です。

ティモ・ヴェルナー (20歳、RB ライプツィヒ)

ヴェルナーは、昨シーズンドイツ代表としての国際試合デビューでブーイングを受けましたが、その後の活躍は見事で、28試合に出場し21ゴールを決めました。この夏のFIFAコンフェデレーションズカップではゴールデンブーツを受賞し、来年のＷカップではドイツチームのトップストライカーになることも期待できます。