今年も、エキサイティングなサッカー移籍市場が締め切られました。ここで、締切り最終日ギリギリになって結ばれた、過去の大契約10件を振り返ってみましょう。
10)ルイス・スアレス
2280万ポンドで、アヤックスから リバプールへ
スアレスは、2011年の最終日にリバプールに移籍し、アンフィールドで素晴らしい3シーズンを過ごしました。リバプール在籍中は様々な問題行動を起こした彼ですが、サッカーそのものでは十二分に実力を発揮し、素晴らしい得点記録を残しました。
9)フアン・クアドラード
2400万ポンドで、フィオレンティーナから チェルシーへ
フィオレンティーナとチェルシーの1週間の交渉を経て、ついに最終日に、クアドラードはブルースと契約を結びました。しかし、この交渉は結果的に無駄に終わり、このコロンビア選手はスタンフォード・ブリッジに適応することなく、2年目はレンタル移籍先のユベントスでスタートしています。
8)ウェイン・ルーニー
2700万ポンドで、エヴァートンから マンチェスター・ユナイテッドへ
18歳の新顔ルーニーは、オールド・トラッフォードに移ってすぐに、ハットトリックという衝撃的なデビューを飾りました。以来躍進を続けた彼は、イングランド史上最高のゴールスコアラーとなり、サー・ボビー・チャールトンの持つオールド・トラッフォードでの最多得点記録まであと3ゴールと迫っています。
7)マルアン・フェライニ
2750万ポンドで、エヴァートンからマンチェスター・ユナイテッドへ
フェライニのトランスファー劇は、ユナイテッドが退団条項に加えて400万ポンドをしぶしぶと支払うという形で終えました。フェライニに関しては好き嫌いがはっきりと分かれています。彼はオールド・トラッフォードではエヴァートン時代ほどの活躍ができていないと言ってよいでしょう。
6)ディミタール・ベルバトフ
3200万ポンドで、トッテナム・ホットスパから マンチェスター・ユナイテッドへ
もう1つの注目の移籍劇、ベルバトフがどこでプレーするのか、オールド・トラッフォードへの移籍報道でやっと明らかになりました。彼はこのクラブで4シーズン、149試合に出場、ライバルのリバプール戦でのハットトリックを含む56得点を挙げました。
5)ロビーニョ
3250万ポンドで、レアル・マドリード からマンチェスター・シティへ
ユナイテッドがベルバトフを獲得した日に、シティの新オーナーはロビーニョと契約を結びました。ロビーニョは最初のシーズンでは14ゴールを挙げましたが、2年目は本調子からほど遠く、レンタル移籍され2度とシティに戻って来ることはありませんでした。
4)アンディ・キャロル
3500万ポンドで、ニューカッスルから リバプールへ
キャロルは、ルイス・スアレスと同じ日に、チーム最高額の移籍金でアンフィールドに移籍しました。残念ながらキャロルはスアレスほど活躍できず、58試合出場で11得点に終わりました。彼はリバプールでは怪我に泣き、最終的に2000万ポンドでウエストハムに放出されました。
3)アントニー・マルシャル
3600万ポンドで、モナコからマンチェスター・ユナイテッドへ
マルシャルが、昨シーズン巨額の移籍金でオールド・トラッフォードに移籍したときは、どちらかというとあまり注目度が高くありませんでしたが、リバプール戦で見事なソロゴールを決め、あっという間にその存在を知らしめました。彼は最初のシーズンに17ゴールを挙げ、これは、昨シーズンのユナイテッドのひどい成績から考えると、すばらしい貢献であったと言えるでしょう。
2)メスト・エジル
4250万ポンドで、レアル・マドリードから アーセナルへ
アーセナルファンは、2013年のメスト・エジル獲得に熱狂しました。ファンは、再びビッグネームを取り損なうことを心配していましたが、最終的に契約は成立しました。彼は昨シーズン、ガナーズのキープレーヤーとして19アシストを決めました。
1)フェルナンド・トーレス
5000万ポンドで、リバプールから チェルシーへ
スアレスとキャロルがリバプールと契約をした2011年、フェルナンド・トーレスはチェルシーに移りました。トーレスはレッズでは得点能力が高く、前シーズンは32試合に出場して22得点を挙げていましたが、彼はスタンフォード・ブリッジでは、期待に応えられませんでした。
最近のコメント