イギリス競馬でのエチケット

日本で開催される競馬にはカジュアルな服装で参加できますが、イギリスで競馬を観戦する際には、エチケットに気をつける必要があります。服装や振る舞いに気をつけて、イギリスでの競馬観戦を楽しみましょう。

レース場のドレスコード

イギリスの競馬場では、エレガントな服装が求められています。秋口に開催される競馬では、女性陣はパンツ・スタイルや華やかなコートなどでレース場を彩ります。ただし、ヒールを履いてレース場を歩くのは大変なので、フラット・シューズがおすすめです。17歳以上の男性なら、ジャケットは必須。もちろん、ネクタイも必要です。17歳未満なら、ネクタイを省略できますが、襟付きのシャツを着用しましょう。デニム、パーカー、Tシャツなどでは、レース場に入れないことがあるので要注意です。

レース場での振る舞い

レース場では、服装だけでなく、振る舞いも優雅である必要があります。大声を上げたり、大暴れしたりするのは、ご法度。ベットが負けてしまっても、負けた馬券を地面に投げつけないように。ベットした馬を大声で応援したくなりますが、これも我慢してください。また、豪華なレース場では、有名人に遭遇することもあります。このような人々に会ったとしても、黄色い声を上げたり、追っかけまわしたりしないように。彼らと同じように過ごすことが大切です。あくまでも、自然体で丁寧な行動を心がけましょう。

執筆: Rebecca Wood

意訳: Natsuki Nishi