サッカー

ノース・ロンドン・ダービーの行方は?

プレミアリーグ今季初となるノース・ロンドン・ダービーが、現地時間2017年11月18日12時半にキックオフされます。

マウリシオ・ポチェッティーノ監督が率いるトッテナムは、チャンピオンズリーグではラウンド16に進出していますが、プレミアリーグではホームを一時的にウェンブリー・スタジアムに移しているためか、首位を走るマンチェスター・シティに勝ち点8も遅れを取っています。さらに、怪我人にも泣かされているトッテナム。最近は、ウーゴ・ロリス、トビー・アルデルヴェイレルト、ビクター・ワニアマが怪我のため欠場しています。それでも、前回のボーンマス戦では、ソン・フンミンがゴールを決め、見事に勝利しました。

アーセナルは現在6位と、トッテナムよりも優勝から離れており、14年ぶりのプレミアリーグ優勝を果たすには勝ち点12を埋める必要があります。アーセナルは現在、アーセン・ヴェンゲル監督の指揮のもとで戦っていますが、リバプールに完敗したり、ワットフォード戦も落としたりと、今シーズンは開戦後11試合中4試合で敗北しています。今度のトッテナム戦で勝ち星をあげられなければ、今季の優勝は望めません。それだけでなく、ファンの怒りを買うことにもなるでしょう。

アーセナルvsトッテナムの試合予想

両チームも、この試合は落とせません。そのため、白熱した試合となり、両チームがゴールネットを揺らす展開になるでしょう。ただしアーセナルは、ここ一番で結果を残せない傾向にあるので、最後はトッテナムが勝利を手にする可能性があります。

アーセナルvsトッテナムのオッズ

アーセナル勝利:29/20

引き分け:5/2

トッテナム勝利:37/20

アーセナルが先制点を決めるが敗北:9/1

チェックポイント

  • アーセナルは、トッテナムとの過去6試合で2敗4引き分けと、ライバルチーム相手にしばらく勝利を見ていません。
  • トッテナムは、アーセナルとのアウェイ戦が苦手のようで、過去32回のアウェイ戦で2勝17敗13引き分けと、2回しか勝利していません。その2回の勝利は、1993年5月の3-1での勝利と、2010年11月の3-2での勝利で、ずいぶんと昔の話です。
  • アーセナルとトッテナムは、34試合で両チームともゴールを決めており、ノース・ロンドン・ダービーでは両チームが得点する傾向があります。
  • エミレーツ・スタジアムで行われる最近のノース・ロンドン・ダービーでは、先制点を決めたチームは、逆転を許し、敗北しています。2013年9月にオリヴィエ・ジルーが先制点を決めて、アーセナルがそのまま試合を制しましたが、直近の7試合では、この試合のみが先制点をあげたチームが勝利した試合です。
  • アーセナルvsトッテナムのゴール数を見ると、アーセナルは275ゴール、トッテナムは238ゴールと、アーセナルの方が37得点多く獲得しています。
  • アーセナルは、エミレーツ・スタジアムでのプレミアリーグの試合で、現在10連勝しています。
  • 今シーズン開幕後、アーセナルは2009/10シーズン以降初めて、ホームゲームで5連勝しています。ちなみに、2007/08シーズンでは、ホーム戦で6連勝を果たしました。
  • 今年、トッテナムはアウェイ戦で好成績を残しています。さらに、現在リーグ最多の37得点を記録中です。
  • トッテナムは、前回のマンチェスター・ユナイテッドとのアウェイ戦では敗北していますが、2016年12月以降、アウェイ戦での連敗は記録していません。
  • ハリー・ケインは、自身が出場したノース・ロンドン・ダービーの5試合すべてでシュートを決めており、トータルで6得点をあげています。この得点数は、エマニュエル・アデバヨールの8得点とロベール・ピレスの7得点に次ぐ、ノース・ロンドン・ダービーの記録です。
  • マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、ノース・ロンドン・ダービーで負けを経験していません(2勝0敗4引き分け)。ただし、エミレーツ・スタジアムでの3試合では、引き分け止まりです。

アーセナル情報

オリヴィエ・ジルーは代表戦で負傷し、土曜の試合は欠場する予定です。シュコドラン・ムスタフィは復帰する可能性がありますが、サンティ・カソルラの復帰はまだ望めません。

アーセナルのスタメン予想

ペトル・チェフ、ローラン・コシールニー、ペア・メルテザッカー、ナチョ・モンレアル、エクトル・ベジェリン、アーロン・ラムジー、グラニト・ジャカ、セアド・コラシナツ、メスト・エジル、アレクシス・サンチェス、アレクサンドル・ラカゼト

トッテナム情報

トッテナムでは、怪我人が続出しています。ウーゴ・ロリスとミシェル・フォルムは試合を見送るため、パウロ・ガッサニーガがゴールを守ります。トビー・アルデルヴェイレルトも欠場しますが、ヤン・フェルトンゲンは復帰する見込み。ビクター・ワニアマは最終ヘルスチェックを受ける予定です。デレ・アリとハリー・ケインも復帰する予定ですが、ハリー・ウィンクスがピッチに立つかどうかは不明です。

トッテナムのスタメン予想

パウロ・ガッサニーガ、ダビンソン・サンチェス、ヤン・フェルトンゲン、ベン・デイビス、キーラン・トリッピアー、ムサ・デンベレ、エリック・ダイアー、ダニー・ローズ、クリスティアン・エリクセン、デレ・アリ、ハリー・ケイン

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