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注目の一戦、サッカー日本対中国をレビュー!

ドーハのハリーファ国際スタジアムにて、アジアの宿敵同士がFIFAワールドカップ2022予選を巡り今週、いよいよ激突!アジア予選で3次予選まで進んだ両チーム、これまでグループBでポイントが取れていない中、目が離せない試合の行く末をレビューしていきます!

 

日本はグループB初戦、オマーン戦をまさかの0-1で落とすこととなりました。サッカーベッティングのマーケットでは、プレマッチで1.10のオッズをつけ勝利は固いと見られていただけに、サッカーファンにとってサムライ・ブルーの黒星は驚きの結果でした。一方中国は、オーストラリアに0-3で完敗。グループB上位2チームがFIFAワールドカップ2022にストレートで進出することとなり、3位に着ければプレーオフで進出を決められる可能性が残る中、オープニングで勝ち星を固められなかった両チームへのプレッシャーは高まるばかり。

 

大手スポーツブックでは、ここでも日本が優勢と見ています。サムライ・ブルーの勝利はNetBet Sportで1.30のオッズをつけ、中国に対して7倍以上の差となっており、この試合を起点に勝利の流れに戻ることへの期待の現れとも言えます。机上の理論では、中国は2019年以来ホームでの7試合で1試合のみを落とすにとどまっており、8.50となっているオッズですがこれはこれでいい数字とも言えます。

 

とは言え、そのホームで落とした1試合はまさにサムライ・ブルーとの一戦でした。23年も前の東京・ダイナスティカップで日本を下して以来、中国は勝ち星を味わっていないのが実際。

 

プレマッチ・チームニュース

日本を率いる森保一監督は、オマーン戦での黒星に動揺しないよう呼びかけています。振り返ればオマーンは開始2分から猛攻を続け、日本にとって打つ手なしとなる結末がみえたかのような試合運びでした。ここでの中国との一戦では、もはや引分も許されません。23名のチームをフル活用して中国との試合を組み立て、なんとしても流れを掴まなければ!

 

リヴァプールの前線で活躍する南野拓実は、太ももの違和感が消えず先週のオマーン戦を欠場。中国戦でもリスクを避け、戦線離脱となりました。長きに渡りサムライ・ブルーを牽引してきた吉田麻也、川島永嗣、長友佑都などがその穴埋めとして活躍することが期待されます。グラスゴーのセルティックFCで素晴らしい活躍を見せているストライカー、古橋亨梧はスコティッシュ・プレミアシップで4出場のうちに3ゴールを決めており、攻撃力としてスタメン出場することになるでしょう。

 

オーストラリア相手に0-3で黒星を喫する前に、李鉄監督率いる中国チームは5試合連勝の流れに乗っていました。日本との一戦ですべてがひっくり返ってしまうこととはなりにくい勢いです。ブラジル出身のアロイージオは中国に帰化しており、李鉄監督の予選メンバー33名の1人として活躍が予想されます。しかしながら、今回はベンチで試合を見守ることになりそうです。猛々しいプレーの張琳芃(チャン・リンペン)、蒿俊閔(ハオ・チュンミン)らは日本戦での攻撃の激震地点となるでしょう。

 

試合の展開は譲らないものとなるでしょう。第3次予選2戦目を落とすことはつまり、ワールドカップ2022予選におけるグループ上位での攻防からの脱落を意味し、または第4次予選からの這い上がりを余儀なくされることになります。両チームとも背負うものが大きすぎる中、ゴールは少なくなるものと見られます。試合の得点合計アンダー 2.5がスポーツベットでの狙い目と言えるのではないでしょうか。NetBetでは、1.95のオッズとなっています。

 

近年の歴史から見て、勝利に近いのは日本となっており、この流れから見ても1-0で日本が勝利しポイントを手にしても驚きではありません。予選を通して最高の見どころとなる超大型カードというわけではないにせよ、しかしここでの勝者が手にするものは途方もなく大きく見逃せない一戦です!

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