サッカー

ACL優勝を支えたレッズサポーターの情熱

2017年11月25日に行われたAFCチャンピオンズリーグの決勝第2戦。浦和レッズは、埼玉スタジアムでアルヒラルを破り、10年ぶりにアジア王座に輝きました。この勝利に、サポーターからの熱い声援が貢献していることは間違いありません。

サポーターが築きあげる、心揺さぶるコレオグラフィー

1-1の同点で終えたACL決勝第1戦のあと、浦和レッズの本拠地である埼玉スタジアムでキックオフされた第2戦。会場はレッズサポーターで埋め尽くされました。赤色で染まるスタンドからは、この試合に対する熱い思いが伝わってきます。そして、この思いは選手入場の際に、コレオグラフィーとなって選手に届けられました。コレオとも呼ばれるコレオグラフィーは、サポーターが力を合わせて、ひとつの絵を作り上げます。このコレオは、簡単には築きあげられません。まず試合の前に、チームの勝利を願うサポーターが、長方形のビニールシートを、各席に一枚ずつ配ります。そして、選手が登場したら、サポーターたちが阿吽の呼吸で各自のビニールシートを掲げるのです。こうして浮かび上がったのは、浦和レッズのエンブレムや優勝を表すスター。彼らの熱い思いはビジュアルサポートとなり、キックオフ前に選手たちを大いに励ましています。チームは心強いサポートを受けて、この試合を1-0で勝利し、AFCチャンピオンズリーグを見事に制覇。そして、2017年12月6日にUAEで開催されるクラブWカップの出場権を獲得しました。サポーターと選手が一丸となって戦う浦和レッズ。クラブWカップでも活躍が期待されます。

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