サッカー

Jリーグで活躍する外国人選手

イニエスタに続き、トーレスもJリーグに参戦!続々と、有名外国人選手が来日していますが、これまでにもJリーグでは、様々な外国人選手が日本で活躍しています。その中でも、日本のサッカー界に大きな影響を与えたのは、ブラジルからやってきた、あの選手ではないでしょうか。

Jリーグの礎を築いた選手と言えば?

Jリーグの設立前にやって来たのは、ブラジルのスター選手、ジーコ。彼は、鹿島アントラーズの前身である住友金属工業蹴球団の一員となり、世界を驚かせました。そして、日本サッカー界で、スター選手としてプレイするだけでなく、日本人サッカー選手の育成そしてサッカー文化の構築に大きく貢献。来日後、ジーコが一番驚いたのは、サッカー選手たちのプロ意識の低さだったそう。そんな彼らに、ジーコは、食事、用具の手入れ、休息など、プロとして気をつけるべき点を細かく指導しました。そして、練習後は少しでもファンと接するようにと、さらなるプロ意識を伝授。また、練習後に風邪をひかないためにもシャワールームが必要だと要求したり、怪我をしたときのためにメディカル面を整えたりと、サッカーの施設面を整備することにも力を尽くしました。サッカーがまだまだマイナーであった日本が、Wカップでここまで活躍できるチームになったのは、ジーコの努力が一役買っているに違いありません。

 

執筆: Natsuki Nishi

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