映画界最大の祭典、アカデミー賞授賞式の開催がいよいよ目の前まで迫ってきました。2月24日に行われる第91回授賞式で見事オスカー像を手にするのはどの作品、どの俳優になるのでしょうか。
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作品賞
作品賞の最有力と見られるのは、史上初のNetflix配信作品からの選出となり、作品賞の他に監督賞、主演女優賞など10部門でノミネートされている『ROMA/ローマ』。1970年のメキシコに生きる中流階級の家族と彼らのもとで働く家政婦の姿を、静かながら重く、そして美しく全編モノクロ映像で紡ぎます。
対抗馬は、人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカを舞台に、実在した黒人天才ピアニストと、彼のアメリカ南部での公演ツアーに同行することとなったイタリア系白人ドライバー兼ボディガードとのふれあいを描いた『グリーンブック』。コメディの明るさをベースに、その中に人種差別というシリアスな問題を巧妙なバランスで入れ込んで描いた痛快な作品です。
ROMA/ローマ – 10/31
グリーンブック – 5/2
女王陛下のお気に入り – 20/1
ボヘミアン・ラプソディ – 22/1
ブラック・クランズマン 25/1
ブラックパンサー – 25/1
アリー/ スター誕生 – 50/1
バイス – 100/1
主演男優賞
日本でも異例の大ヒットを記録した『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックは、アカデミー賞の前哨戦と言われるゴールデン・グローブ賞(映画ドラマ部門 )と英国アカデミー賞で主演男優賞を受賞しており、アカデミー賞でも受賞が有力視されています。
Rami Malek『ボヘミアン・ラプソディ』– 1/7
Christian Bale『バイス』– 9/2
Bradley Cooper『アリー/ スター誕生』 – 22/1
Viggo Mortensen『グリーン・ブック』 – 40/1
Willen Dafoe『永遠の門 ゴッホの見た未来』 – 100/1
主演女優賞
前評判では『天才作家の妻 40年目の真実』主演のベテラン女優、グレン・クローズが受賞者予想レースを一歩リードといったところ。アカデミー賞には過去に6回ノミネートされるもこれまでに一度も受賞したことがなく、安定の高い演技で初受賞に期待が集まります。
そこに追随するのは、『女王陛下のお気に入り』のオリビア・コールマン。ゴールデン・グローブ賞ではミュージカル/コメディ部門の主演女優賞を、英国アカデミー賞では主演女優賞を獲得し波に乗る彼女は、アカデミー賞でも栄冠を手にすることができるでしょうか?
Glenn Close『天才作家の妻 40年目の真実』 – 1/10
Olivia Colman『女王陛下のお気に入り』 – 9/2
Lady Gaga『アリー/ スター誕生』 – 22/1
Yalitza Aparicio『ROMA/ローマ』 –50/1
Melissa McCarthy『ある女流作家の罪と罰』 – 66/1
監督賞
Alfonso Cuaron『ROMA/ローマ』 – 1/20
Spike Lee『ブラック・クランズマン』 – 9/1
Adam McKay『バイス』 – 40/1
Yorgos Lanthimos『女王陛下のお気に入り』 – 40/1
Pawel Pawlikowski『COLD WAR あの歌、2つの心』 – 40/1
助演男優賞
Mahershala Ali『グリーンブック』 – 1/25
Richard E. Grant『ある女流作家の罪と罰』 – 8/1
Sam Eliott『アリー/ スター誕生』 – 18/1
Adam Driver『ブラック・クランズマン』 – 33/1
Sam Rockwell『バイス』 – 66/1
助演女優賞
第89回アカデミー作品賞『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督による新作で、まるで詩のように美しく流れる作品『ビール・ストリートの恋人たち』から、レジーナ・キングがノミネートされました。娘の恋人が無実の罪で逮捕されてしまい、そんな若きカップルを救うべく疾走し、絶対的な愛を強く貫く母親を好演。ゴールデン・グローブ賞では助演女優賞を受賞しています。
Regina King『ビール・ストリートの恋人たち』 – 20/67
Amy Adams『バイス』 – 4/1
Rachel Weisz『女王陛下のお気に入り』 – 13/2
Emma Stone『女王陛下のお気に入り』 – 18/1
Marina de Tavira『ROMA/ローマ』 – 25/1
長編アニメ賞
日本からの作品『未来のミライ』がノミネートされた本カテゴリーですが、大本命は、スパイダーマンを長編アニメーションという形で初めて描いた『スパイダーマン:スパイダーバース』。ビジュアル、ストーリー構成、音楽のどれを取ってもアニメというこれまでの概念を超えた完成度で、評論家やメディアから高い評価を得ています。
スパイダーマン:スパイダーバース – 1/20
インクレディブル・ファミリー – 8/1
犬ヶ島 – 10/1
シュガー・ラッシュ:オンライン – 40/1
未来のミライ – 40/1
外国語映画賞
作品賞にノミネートされている『ROMA/ローマ』がここでも最有力候補と言えるでしょう。とは言えやはり、日本作品の是枝裕和監督による『万引き家族』の健闘に期待したいですよね。大方の予想を裏切るサプライズな結果となるか、大注目です。
ROMA/ローマ – 1/50
COLD WAR あの歌、2つの心 – 9/1
万引き家族 – 22/1
カペルナウム – 40/1
ネバー・ルック・アウェイ – 66/1
歌曲賞
歌曲賞の最有力は間違いなく、レディ・ガガ主演の『アリー/ スター誕生』から主題歌「Shallow」。アカデミー賞授賞式では、ガガと、共に主演を務め本作品の監督でもあるブラッドリー・クーパーがパフォーマンスを披露する予定となっています。
Shallow『アリー/ スター誕生』– 1/50
All The Stars『ブラックパンサー』– 9/1
The Place Where Lost Things Go『メリー・ポピンズ リターンズ』– 18/1
I’ll Fight『RBG』– 22/1
When A Cowboy Trades His Spurs For Wings『バスターのバラード』– 33/1
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国際映画賞レースのクライマックスとも言えるアカデミー賞の開催は、アメリカ現地時間の2月24日。皆さんは、どの作品が、そしてどの俳優たちが受賞すると思いますか?
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