まだまだお正月ですが、プレミアリーグの勢いは止まりません。1月3日の夜には、チェルシーとアーセナルの試合がキックオフ。今年初のビッグロンドン・ダービーを制するのは、どちらのチームでしょうか。
上位4チームとの差を縮めたいアーセナル。去年最後の試合では、アーセナルの天敵と言われる審判マイク・ディーンによって、不本意なペナルティーを取られてしまい、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに対して、引き分けで終わってしまいました。そのため、今回は勝ち点3が欲しいところです。
一方チェルシーは現在3位で、アーセナルとの差を広げたいところ。今回のビッグロンドン・ダービーに勝利すれば、チェルシーとアーセナルの勝ち点差は10点にまで広がります。直近の6試合では、5勝1引き分けと順調なチェルシー。この試合に勝利すれば、2位まで順位をあげられるかもしれません。
アーセナルvsチェルシーの試合予想
ここ最近、チェルシーが好調のため、今回の試合はチェルシーが勝利、最低でも引き分けになる可能性が高いのではないでしょうか。アーセナルのスーパーエース、アレクシス・サンチェスは徐々に調子をあげていますが、高い貢献度はそこまで期待できないかもしれません。
アーセナルvsチェルシーのオッズ
チェックポイント
- アーセナルは昨シーズン、エミレーツ・スタジアムで行われたプレミアリーグのチェルシー戦5試合において、勝ち星をあげられていなかったのですが（2敗3引き分け）、この5試合のあと、3-0で勝利を収めました。
- ほかのチームと比較すると、チェルシーはエミレーツ・スタジアムにおけるアウェイ戦で、高確率で勝利しています（5回）。
- プレミアリーグの2011/12と1998/99シーズンでは、アーセナルがチェルシーに対して無敗でシーズンを終え、1998/99シーズンではチェルシー相手に1得点も許しませんでした。
- アーセナルは、プレミアリーグにおけるチェルシー戦直近9試合中7試合で、無得点で試合を制し、この9試合でゴールを揺らしたのは4回のみです。
- アーセナルvsチェルシーの直近7試合では、6枚のレッドカードが出されており、直近3試合では、チェルシーの選手が毎回退場となっています。
- チェルシーは、今シーズンのロンドンダービーで、クリスタル・パレスとウェストハム相手に2連敗しています。チェルシーは2001/02シーズンにウェストハム、チャールトン、アーセナルに3連敗したのを最後に、ロンドンダービーで3連敗したことがありません。
- 今シーズン、チェルシーの印象に残る21ゴールは、スペイン出身の選手によって決められました。ヨーロッパの主要な5リーグの中でも、記録的な数字です。
- アーセナルが、アーセン・ベンゲル体制のもとでチェルシーと戦うのは、今回で60試合目です（22勝21敗16引き分け）。
- アーセン・ベンゲル監督とアントニオ・コンテ監督が力比べをするのは、この試合で6回目となり、コンテ監督は過去の5試合で1度しか勝利をつかめていません（1勝2敗2引き分け）。
- セスク・ファブレガスはアーセナル時代に、エミレーツ・スタジアムで19回もゴールネットを揺らしました。しかし、チェルシーへ移籍してからは、このスタジアムで得点を決めていません（チェルシーの選手として3回出場）。
アーセナル情報
メスト・エジルは、膝の故障ためウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦を欠場しましたが、体力テストを受ける予定です。セアド・コラシナツもウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦で負傷。アーロン・ラムジー、サンティ・カソルラ、ナチョ・モンレアル、オリヴィエ・ジルーも、怪我に苦しんでいます。
アーセナルのスタメン予想
ペトル・チェフ、カラム・チャンバース、シュコドラン・ムスタフィ、ローラン・コシールニー、エクトル・ベジェリン、ジャック・ウィルシャー、グラニト・ジャカ、セアド・コラシナツ、メスト・エジル、アレクシス・サンチェス、アレクサンドル・ラカゼット
チェルシー情報
ストーク・シティ戦では、エデン・アザール、セスク・ファブレガス、ティエムエ・バカヨコが出場を見送りましたが、アーセナル戦では全員がピッチに立つと思われます。アンドレアス・クリステンセンも体調が回復し、プレイを再開できる見込みです。クリステンセンの代役として起用されたダヴィデ・ザッパコスタは、ストーク・シティ相手に得点を決めており、今回も出場するかもしれません。
チェルシーのスタメン予想
ティボ・クルトゥワ、セサル・アスピリクエタ、アンドレアス・クリステンセン、ガリー・ケーヒル、ビクター・モーゼス、ティエムエ・バカヨコ、エンゴロ・カンテ、セスク・ファブレガス、マルコス・アロンソ、エデン・アザール、アルバロ・モラタ
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