サッカー

マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーのチェックポイント

今週末の日曜日に、マンチェスター・ユナイテッド対チェルシーというビッグ・ゲームが開催されます。さらに試合を楽しむために、両チームの豆知識をご紹介いたします!

ロマン・アブラモヴィッチ

2003年にロマン・アブラモヴィッチがチェルシーを買収して以来、チェルシーはヨーロッパでの地位を上げていきました。チェルシーは、アブラモヴィッチがオーナーになってから、プレミア・リーグ、FAカップ、リーグ・カップ、ヨーロッパ・リーグチャンピオンズ・リーグで優勝を果たしています。

ピーター・ボネッティ

チェルシー・サポーターから愛されるピーター・ボネッティは、同クラブで700試合以上に出場しました。彼は、チェルシーでの最後の試合となったアーセナル戦で、ホームのスタンフォード・ブリッジにて5-3で勝利を収めています。

ボビー・チャールトン

ボビー・チャールトンは、マンチェスター・ユナイテッドで758試合に出場。そして、1973年4月にチェルシーと戦い、マンチェスター・ユナイテッドを退団。この試合は1-0でチェルシーが勝ちましたが、チャールトンはチェルシーとの30試合で10ゴールを決めています。

アレックス・ドーソン

マンチェスター・ユナイテッドに所属していたアレックス・ドーソンは、1960年12月26日の対チェルシー戦でハットトリックを決め、6-0というチームの大勝利に貢献しました。

11得点

1954年10月16日に行われたマンチェスター・ユナイテッドvsチェルシーの試合では、合計で11得点が記録されました。試合は6-5でマンチェスター・ユナイテッドが勝利しています。

董方卓

中国出身のストライカー、董方卓は、マンチェスター・ユナイテッドの選手として、2006/07シーズンの最終試合であった対チェルシー戦でデビューを飾りました。彼は、合計で3回、マンチェスター・ユナイテッドでプレイしています。

ガード・オブ・オナー

マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーは、ガード・オブ・オナーという伝統を守っています。一方のチームが優勝を決めたら、もう一方のチームが2列に並んで花道を作り、相手チームを迎え入れるのです。最初に花道を作ったのはマンチェスター・ユナイテッドで、これは1955年のこと。最後にガード・オブ・オナーが行われたのは、2005年です。

ロン・ハリス

チェルシー選手であったロン・ハリスは、1970年の対マンチェスター・ユナイテッド戦で、ジョージ・ベストに激しいタックルをぶつけましたが、ジョージ・ベストは体勢を保ったまま、ゴールを決めました。

デニス・アーウィン

デニス・アーウィンは、マンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを着て、529試合に出場。彼は、宿敵チェルシーに25回挑んでいます。

朴智星

朴智星は、2008年のチャンピオンズ・リーグ決勝後に行われた最初のマンチェスター・ユナイテッドvsチェルシー戦で、得点を決めました。しかし、試合終了10分前に、サロモン・カルーが同点ゴールを決め、この試合は、1-1の同点で終わっています。

ピーター・ケニオン

ピーター・ケニオンは、チェルシーでもマンチェスター・ユナイテッドでも、最高経営責任者を務めた経験があります。

ルジニキ・スタジアム

2008年チャンピオンズ・リーグの決勝戦で、両チームがルジニキ・スタジアムで戦いました。試合はPK戦にまでもつれ込み、最後はマンチェスター・ユナイテッドが勝利しました。

ジョゼ・モウリーニョ

チェルシーの伝説的監督であったジョゼ・モウリーニョは、現在、マンチェスター・ユナイテッドで指揮をとっています。彼は、チェルシー時代に3タイトルを獲得。

中立地での試合

マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーは、3か所の中立地となるスタジアムで戦っています。ヴィラ・パークで1996年FAカップの準決勝戦、ルジニキ・スタジアム

で2008年チャンピオンズ・リーグの決勝戦、ウェンブリー・スタジアムで8試合、という具合です。

ミケル・ジョン・オビ

ミケル・ジョン・オビを獲得するため、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーは争いを繰り広げていました。マンチェスター・ユナイテッドが彼と契約するかと思いきや、最後に彼を獲得したのはチェルシー。しかし、チェルシーは気を使って、移籍金の4分の3に当たる1200万ポンドをマンチェスター・ユナイテッドに支払いました。

PK戦

2008年のチャンピオンズ・リーグ決勝のPK戦では、ジョン・テリーが濡れたピッチに足を滑らせてしまい、ゴールを決められませんでした。

論争

両チームの試合は、さまざまな論争を引き起こしています。今週末の試合では、何が起こるのでしょうか。

記録

173試合中、マンチェスター・ユナイテッドは72勝し、チェルシーは52勝。引き分けは49回です。

マーク・ヒューズ

マーク・ヒューズは、マンチェスター・ユナイテッド時代、チェルシーとの試合に16回出場しています。そして、8ゴールを記録。その後、チェルシーの選手として、マンチェスター・ユナイテッドと5回戦っています。

トゥーティング・アンド・ミッチャム・ユナイテッド

アレックス・ステップニーは、マンチェスター・ユナイテッドでもチェルシーでもプレイし、得点をあげていますが、トゥーティング・アンド・ミッチャム・ユナイテッドでプロ・デビューを果たしています。

ウルグアイ出身選手

2人のウルグアイ人選手が、マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシー戦で得点を決めています。チェルシーに所属していたグスタボ・ポジェは、1999年に2得点をあげ、ディエゴ・フォルランは、2002/03シーズンにゴールを決め、マンチェスター・ユナイテッドの勝利に貢献しました。

フアン・セバスティアン・ベロン

2001年、当時イングランド史上最高の移籍金で、ラツィオからマンチェスター・ユナイテッドにやってきたベロン。この2年後には、チェルシーに移籍します。

レイ・ウィルキンス

レイ・ウィルキンスは、1980年代前半、マンチェスター・ユナイテッドの重要選手でした。マンチェスター・ユナイテッドに所属していた5年間で、160試合に出場。そして、1998-2000シーズンは、チェルシーのアシスタント・コーチを担当。

判定問題

2008年4月の試合では特に、マンチェスター・ユナイテッドは、審判の判断に満足がいきませんでした。パトリス・エヴラは試合終了後、チェルシーのスタッフと口論になり、4試合の出場停止処分が課されました。

クリスマス

2010年、両チームはクリスマス前に試合を行う予定でしたが、雪のため、この試合は延期されました。

ジャンフランコ・ゾラ

イタリア人ストライカーのゾラは、マンチェスター・ユナイテッドに対し、素晴らしいゴールを決め、アレックス・ファーガソンも彼の才能を称えました。

 

執筆:Dominic Trant

意訳:Natsuki Nishi

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