サッカー

夢は決して諦めない、長友佑都の努力ストーリー

サイドバックとして活躍する長友佑都選手。先日、7年間プレイしたインテルから去る決心をしました。彼の次の舞台はトルコ。1部リーグのガラタサライの一員となります。長友選手は最近、インテルでの出番が減り、ぱっとしない状況が続いていました。でも彼は、苦境に負けない努力家。この移籍が、流れを良い方向に変えることでしょう。全力で前進する長友選手からは、学ぶことが多いはず。そこで、彼の努力エピソードをご紹介しましょう。

文武両道の高校時代

長友選手は、サッカーの名門校である東福岡高校に晴れて入学。優秀な選手が集まるだけあって、ここではレギュラー争いという試練が待っていました。そこで、彼はトレーニングの鬼になります。朝一番に来て練習し、そして一番遅くまで練習。猛練習の甲斐あって、2年生になるとボランチのレギュラーポジションを獲得しました。こんなに練習し続けたら、授業中に居眠りをしてしまいそうですが、彼は勉学にも手を抜きません。大学のサッカー推薦枠は獲得できなかったのですが、勉強も全力で取り組んだため、指定校推薦で明治大学に進学できました。

太鼓叩きだって真剣に

明治大学に進学後、無事にサッカー部に入ることはできたのですが、椎間板ヘルニアを発症し、試合に出られない日々が続きます。そんなとき、彼はスタンドで太鼓を叩いてチームを応援。彼が叩きだす太鼓の音頭は人々の注目を集め、鹿島アントラーズのサポーターは、鹿島の試合の応援で太鼓を叩いてもらえないかと、オファーしてしまうほど。そして、ボランチからサイドバックにコンバートされると、長友選手は一気に本来の力を発揮します。その後はご存知のとおり、FC東京とプロ契約、日本代表入り、そしてイタリアで活躍。どんなことにも、粘り強く全力で取り組んだからこそ、このような栄えある道を歩いているのでしょう。ガラタサライでも、彼の輝く姿に注目です。

 

執筆:Natsuki Nishi

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