サッカー

2017年の女子サッカー選手トップ5

ここ1、2週間、2つの残念なニュースで女子サッカー界が再び注目を集めています。1つはチェルシー所属で、イングランド代表選手 エニ・アルコが、代表チーム監督マーク・サンプソンの「人種差別的」エボラ発言に対して申し立てをしたこと、もう1つはグリムズビー・タウンの女子サポーターグループが、スティーブニッジでのセキュリティー検査でブラジャーを見せるよう言われたことです。
しかし、ニュースが功を奏すと言われるように、これらの事件は、結果的に女子サッカーの注目度を上げました。

ここでピッチの話に戻り、世界で活躍するトップ女子サッカー選手をピックアップしてみました。まだ有名でない選手も、きっと近いうちに目にする機会があるでしょう。2017年の期待の星たちに、ぜひ注目してみてください。

ルーシー ・ブロンズ

イングランド代表、25歳の右デフェンダーは、この8月にUEFA女子チャンピオンズリーグの覇者オランピック・リヨネと3年契約を結びました。もしもマンチェスター・シティに残っていたら最高額所得選手となっていたことでしょう。

2017年に、彼女にとって2回目となるPFA女子最優秀選手賞を受賞し、また、オランダで開催されたUEFA欧州女子選手権2017に出場し、ライオネス(雌ライオン達)と呼ばれるイングランド女子チームの準決勝進出に貢献しました。また、彼女は2017年FIFA女子最優秀選手賞の候補に上がっています。10月23日の決定に期待しましょう。

ジェニファー・マロジャン

マロジャンは、ハンガリー生まれの25歳で、1996年に家族と共にドイツに移り、国で最も才能あるサッカー選手となりました。オランピック・リヨネでの最初のシーズンに、フランスリーグカップとUEFAチャンピオンリーグで優勝しています。2016年リオオリンピックでは金メダル獲得に貢献し、10月にドイツ代表チームの主将となりました。

リエケ・マーテン

24歳のオランダ人レフトウィンガーは、最近バルセロナと契約し、素晴らしいシーズンを送っています。UEFA欧州女子選手権2017ではオランダ代表チームで、デンマーク相手の決勝戦で3つのゴールと2つのアシストを決めて最優秀選手に選ばれました。また、2015年、カナダのWカップでのオランダチーム史上初ゴールも決めています。

A post shared by Lieke Martens (@liekss) on

フィフィアネ・ミデマー

もう1人のオランダ人選手、21歳のストライカー、ミデマーはUEFA欧州選手権2017の準決勝でイングランド相手に決勝点を挙げ、決勝のデンマーク戦では2得点を挙げました。若干17歳で国際試合に初出場し、2015年には18歳で女子Wカップにも初出場しました。バイエルン・ミュンヘンでは3シーズンで61試合に出場、35得点を挙げ、ブンデスリーガリーグで2度の優勝を経験し、この夏アーセナル・レディースに移りました。

最近のコメント