6月10日にFIFA U-20ワールドカップにて、イングランドU-20チームが優勝を果たしました。今週はU-21チームがU-21欧州選手権での優勝を目指して戦っています。
6月30日金曜日に決勝を迎えるU-21欧州選手権で注目の10選手をご紹介します。
マフムド・ダフード
ポジション: MF
クラブ: ボルシア・メンヒェングラートバッハ (今シーズンよりボルシア ドルトムントへ移籍)
出場国: ドイツ
ダフードはグラートバッハの新鋭として、21歳に達する前に代表チームのスタメンで60回出場しています。 大きな将来に向かって動き出した若く才能あるドイツのMFは、リバプールをはじめとするプレミアリーグからの誘いを断り、ドルトムントと契約をしました。2009年以来初の、ドイツのU-21優勝を果たすためのキープレーヤーとなるでしょう。
ブルーノ・フェルナンデス
ポジション: MF
所属: サンプドリア
出場国: ポルトガル
今大会ポルトガルチームのキャプテンを務めるフェルナンデスは、豊富な経験を有する選手です。 22歳になる彼は、セリエAで10位に終わったウディネーゼにて3年間スター選手としてプレーした後、昨夏サンプドリアに移籍しました。彼は、2015年のU-21で準優勝したポルトガルを今回優勝に導くために、重要な役割を果たすでしょう。
ドメニコ・ベラルディ
ポジション: FW
所属: サッスオーロ
出場国: イタリア
ベラルディは2013-14シーズンにセリエAのサッスオーロで、ACミラン戦での一試合4ゴールを含め、3つのハットトリックを達成するという、華々しいデビューを飾りました。フロントライン内のどこからでもプレーできる一方で、ウィングからのプレーが大部分を占めています。ベラルディは、来年の夏のワールドカップに向けて、経験豊富な選手から成るイタリアの代表チームに、若い力を提供することが期待されます。
マックス・マイヤー
ポジション: FW
所属: シャルケ
出場国: ドイツ
マイヤーは、国際大会優勝経験のある数多いドイツ代表選手の1人で、チームのトップ選手の1人です。 既にトーナメント経験を有し、銀メダルを獲得した2016年のオリンピックではドイツチームの主将として4つのゴールを決めてています。 シャルケを去る可能性が五分五分であることを認めましたが、この価値ある選手をゲルゼンキルヒェンから獲得するには、巨額な移籍金が必要となるでしょう。
マルコ・グルイッチ
ポジション: MF
所属: リヴァプール
出場国: セルビア
グルイッチは2016年1月にリヴァプールFCと契約をして間もなく、レンタル移籍でレッドスター・ベオグラードに戻りプレーを続けています。プレミアリーグでの最初のシーズンは膝腱の怪我による長期欠場などにより記憶に薄いですが、彼がポーランドでのU-21選手権で活躍できれば、来シーズンリヴァプールで、ユルゲン・クロップからチャンスを与えでしょう。
ダヴィト・コヴナツキ
ポジション: FW
所属: レフ・ポズナン
出場国: ポーランド
若いコヴナツキは、16歳のときからポズナンの1部チームのレギュラーとして実力を証明し、 昨シーズンは27ゴールを挙げたことから、次世代の ロベルト・レヴァンドフスキと呼ばれています。彼は既にポーランド代表チームにも入っていますが、まだ代表での出場経験ません。
マルコ・アセンシオ
ポジション: MF
所属: レアル・マドリード
出場国: スペイン
レアル・マドリードのチームに選ばれる若い選手は少ない中、アセンシオは、マヨルカとエスパニョールへのレンタル移籍後にそれを達成。彼はチーム優勝の希望を脅かす大きな怪我から復帰後、全37試合に出場、9ゴールを挙げました。
イニャキ・ウィリアムズ
ポジション: FW
所属: アスレティック・ビルバオ
出場国: スペイン
ウィリアムズは2016年の欧州選手権にスペイン代表として初出場して以来、躍進を続けています。彼は22歳にして最も経験豊富な選手の1人で、この大会では経験を大いに生かして多くのゴールを挙げるに違いありません。スペインの攻撃力は手強く、優勝候補となるでしょう。
タミー・アブラハム
ポジション: FW
所属: チェルシー
出場国: イングランド
アブラハムは昨シーズン、レンタル移籍先のブリストル・シティで48試合に出場26ゴールを記録しました。 フットボールリーグ・チャンピオンシップでのチーム成績は17位に終わりましたが、彼は得点数2位タイの結果を残しました。 レンタル移籍からプレミアリーグへ、U-21選手権での活躍次第で、チェルシーの1部チームでプレーできる日もそう遠くはないでしょう。
ルイス・ベイカー
ポジション: MF
所属: チェルシー
出場国: イングランド
ベイカーは過去2シーズン、レンタル移籍先のオランダのフィテッセで、70試合に出場し20ゴールを記録しました。 また、昨夏のトゥーロン国際大会では4ゴールを挙げてイングランドの勝利に貢献しました。ポーランドのU-21選手権で実力を示すことができれば、移籍市場で最も注目される選手の1人になるでしょう。
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