2018年ロシア大会でも導入される予定のビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)。2017年11月10日に行われた日本vsブラジルの国際親善試合では、VARの映像検証で、コーナーキックの際に吉田麻也がフェルナンジーニョを倒したと判定され、PKを与えてしまいました。このPKから、3失点の悲劇がはじまります。
VARの概要
VARは2016年9月1日にキックオフされたイタリアvsフランスの国際親善試合から、代表戦での試験導入が開始され、得点、PK、レッドカードの判定、選手の誤認について、主審をサポートしています。VARは3人体制。彼らは、判定をビデオで確認するべきと判断した場合、無線でその旨を主審に知らせます。ビデオを基に最終判断を下すのは主審。誤審が減るというメリットがありますが、サッカー特有のスピーディーな展開が妨げられるというデメリットも指摘されています。それでも、FIFAのインファンティノ会長はVARに前向きな姿勢なので、これからの国際サッカー試合では、VAR対策も必要となるでしょう。
JリーグとVAR
Jリーグでも来季から、ビデオ判定を試験的に実施する予定です。1年ほどかけてVARを検証し、早ければ2019年のシーズンからVARが本格に導入される可能性があります。VARの導入で、サッカーがどのように進化するのか、要注目です。
今週末に開催されるJリーグの試合
ベガルタ仙台 vs 大宮アルディージャ
サガン鳥栖 vs FC東京
柏レイソル vs ジュビロ磐田
川崎フロンターレ vs ガンバ大阪
ヴィッセル神戸 vs サンフレッチェ広島
横浜Fマリノス vs セレッソ大阪
アルビレックス新潟 vs ヴァンフォーレ甲府
清水エスパルス vs コンサドーレ札幌
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