1月14日の日曜日に、リヴァプールとマンチェスター・シティがアンフィールドで対戦します。現在、1位を走るマンチェスター・シティは、今シーズン、一度も負けていません。しかし、前回の対クリスタル・パレス戦では苦戦。それでも、エデルソンのナイスセーブもあって、引き分けで試合を終えました。
エティハド・スタジアムで開催された前回のマンチェスター・シティvsリヴァプールでは、セルヒオ・アグエロ、ガブリエル・ジェズス、レロイ・サネが得点を決め、マンチェスター・シティが5-0でリヴァプールに圧勝しました。ただし、サディオ・マネがレッドカードで退場してから、この大量得点劇が始まったことも見逃してはなりません。
この試合以降、リヴァプールは2回しか負けておらず、現在17試合連続で負けなしです。マンチェスター・シティが有利と思われていますが、もし、リヴァプールが日曜の試合に勝てたら、彼らは3位に順位をあげられるかもしれません。フィリペ・コウチーニョが抜け、戦力に不安があるレッズですが、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、マネなど、優秀な選手は他にもたくさんいます。
リヴァプールvsマンチェスター・シティの試合予想
見ごたえのある試合になることは、間違いありません。直近の試合を見ると、マンチェスター・シティは勝利し続けていますが、リヴァプールほどの実力があるチームとの対戦は久しぶりです。リヴァプールは、ホーム戦に強いチーム。さらに、フィルジル・ファン・ダイクの守備には要注目です。マンチェスター・シティの連勝記録に、終止符が打たれるかもしれません。
リヴァプールvsマンチェスター・シティのオッズ
チェックポイント
- リヴァプールは、プレミアリーグでのホーム戦で、2003年5月に1-2でマンチェスター・シティに破れてから、同クラブに対して一度も負けていません（10勝4引き分け）。さらに、直近の4試合では、勝ち続けています。
- マンチェスター・シティが苦手とするアウェイ戦は対アーセナルで、1992年から2012年の15試合では、一度も勝ち越していません。
- マンチェスター・シティは、去年の9月のホーム戦では5-0でリヴァプールを破りましたが、80年以上の間、ホーム戦とアウェイ戦の両試合で勝利を収めることはできていません。最後に両試合で勝利したのは、1936/37シーズン。このシーズンで、マンチェスター・シティは初の4冠を達成しました。
- リヴァプールは、直近のプレミアリーグのホーム戦13試合で、4失点しかしておらず、この内9試合は無失点で試合を終えています（7勝6引き分け）。
- リヴァプールは2016年12月以来、プレミアリーグで4連勝を成し遂げていません。2016年に4連勝を果たした試合には、ホームでのマンチェスター・シティ戦が含まれています。
- マンチェスター・シティは現在、30試合連続で負けなし。この記録を超すのは、アーセナル（2003～2004年の49試合）とチェルシー（2004～2005年の40試合）のみです。
- ユルゲン・クロップほどジョゼップ・グアルディオラを負かしている監督はいません（4回）。
- リヴァプールは、2015年10月にクロップ監督が就任してから、プレミアリーグのビッグ6の試合で一番多く得点をあげています（39得点）。
- モハメド・サラーは、リヴァプールに移籍してからのプレミア21試合で、22得点にかかわっています（17ゴール、5アシスト）。ニューカッスル時代のアンディ・コールとマンチェスター・ユナイテッド時代のドワイト・ヨークの2選手のみが、各チームへ移籍後のプレミア21試合で、サラーの記録を超しています（各23得点）。
- セルヒオ・アグエロは、マンチェスター・シティ選手の中で、リヴァプール相手に一番多く得点をあげています（11試合で6得点）。しかし彼は、アンフィールドでの5試合で、ゴールネットを揺らしていません。セルハースト・パークが、一番相性の悪いスタジアムのようです。
リヴァプール情報
モハメド・サラーは脚の付け根に痛みがあるため、日曜の試合は、出場を見送るかもしれません。サラーは、先週のFAカップのエヴァートン戦を欠場しています。フィルジル・ファン・ダイクは、この試合でプレミアリーグ・デビューを飾る予定。彼は、リヴァプール・デビューのエヴァートン戦で、得点を決めています。ダニエル・スタリッジとアルベルト・モレノは怪我から復帰し、プレイを再開する見込み。ジョーダン・ヘンダーソンは、ハムストリング負傷のため、この試合ではピッチに立たないでしょう。
リヴァプールのスタメン予想
シモン・ミニョレ、ジョー・ゴメス、フィルジル・ファン・ダイク、デヤン・ロヴレン、アンドリュー・ロバートソン、アレックス・オックスレイド＝チェンバレン、エムレ・ジャン、ジェイムズ・ミルナー、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ
マンチェスター・シティ情報
ガブリエル・ジェズスは、膝内側側副靱帯損傷のため、2ヶ月ほど戦線離脱すると見られています。ふくらはぎを負傷したヴァンサン・コンパニは復帰間近で、ベンチ入りするかもしれません。足首負傷中のフィル・フォーデンと膝負傷中のバンジャマン・メンディは、長期療養中です。
マンチェスター・シティのスタメン予想
エデルソン、カイル・ウォーカー、ニコラス・オタメンディ、ジョン・ストーンズ、ファビアン・デルフ、フェルナンジーニョ、ケヴィン・デ・ブライネ、ダビド・シルバ、レロイ・サネ、セルヒオ・アグエロ、ラヒーム・スターリング
執筆：Dominic Trant
意訳：Natsuki Nishi
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