サッカー

ロシア大会では、この5選手に注目!

最終メンバーが発表されたサッカーロシア大会。32カ国が23人を登録し、合計で736人の選手がリストされたことになります。世界各国の一流選手が集うことになったロシアで、特に注目の5選手をご紹介しましょう!

フレッジ(FCシャフタール・ドネツク、ブラジル)

ブラジル出身のMF、フレッジ。彼は今シーズン、FCシャフタール・ドネツクで驚くべき活躍を見せ、2015年以降、久しぶりに代表に招集されました。マンチェスター・ユナイテッド入りが噂されるフレッジ。マイケル・キャリックの後釜として期待されています。

ルイス・アルベルト・スアレス(FCバルセロナ、ウルグアイ)

スアレスは、いろいろな意味で注目を集める選手。2010年の南アフリカ大会では、3得点を決めてチームに大貢献しましたが、準々決勝でのガーナ戦でプロとしてあるまじき行為を見せます。1-1で突入した延長戦で、ガーナ代表ドミニク・アディヤーの決定的なヘディングシュートを、ハンドで跳ね返したのです。ガーナは、このファールでPKを得るも、シュートを決めることはできませんでした。試合はPK戦にまでもつれ込み、最後に勝利を得たのはウルグアイ。スアレスがハンドで死守した1点が、勝利をもたらす結果となりました。

2014年ブラジル大会でも、彼のやんちゃぶりは止まらず、対イタリア戦では、相手選手のジョルジョ・キエッリーニの左肩に噛み付きます。この行為は後日調査され、代表公式戦9試合の出場が禁止されました。

ロシア大会でWカップ出場3回目となるスアレスですが、今回も騒動を起こすのでしょうか。

ムハンマド・アル=サフラウィ(アル・ナスル、サウジアラビア)

アル=サフラウィは、デビュー以降、サウジララビアのチームでプレイを続けています。2009年からはアル・ナスルに所属していますが、ロシア大会に向けてマンチェスター・ユナイテッドで3週間のトレーニングを受けることを発表しました。サウジアラビアでは、38試合で28ゴールを記録したアル=サフラウィ。比較的無名の選手ですが、マンチェスター・ユナイテッドでのトレーニングの効果が気になるところです。

ラダメル・ファルカオ(モナコ、コロンビア)

ファルカオは、ブラジル大会での活躍が期待されていましたが、膝を故障して欠場を余儀なくされました。そして今年、彼は32歳にして、初めてWカップに挑みます。

ファルカオは過去に、期限付き移籍でマンチェスター・ユナイテッドチェルシーでプレイしましたが、怪我の影響もあり、これらのチームでは力を発揮できず。しかし、モナコに戻ってからは絶好調で、78試合で54ゴールを決めています。去年はバロンドールにもノミネートされ、ロシア大会でも注目の選手です。

ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ、ベルギー)

ブライネは、8得点18アシストでマンチェスター・シティの優勝に大きく貢献。ベルギー代表のメンバーも才能に溢れているので、ブライネは、マンチェスター・シティ同様の力を発揮するでしょう。エデン・アザール、ロメル・ルカク、ミシー・バチュアイが出場するベルギー代表は、トーナメント戦を順調に突き進むはず。優勝に近づけるかは、ブライネの活躍次第です。

 

執筆: Dominic Trant

意訳: Natsuki Nishi

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